テレショップ評論家の取材記〜ジャパネットの高田社長も、マーフィー岡田も取材しました!!〜

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テレショップ評論家の取材記

テレビショッピングで活躍するジャパネット高田明社長塚本慎太郎さん、実演販売人のマーフィー岡田さん、ショップジャパンオークローンマーメイドオフィス・トゥー・ワン片山雅子さん……、テレビショッピングが好きなライターなのでいろいろと取材をしてきました。


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高田明社長独占インタビュー

 この日の高田社長だが、テレビで見るネクタイ姿とは異なり、ダークグレーのジャケットに黒のタートルといった、カジュアルフライデー的な服装であった(取材したのが金曜日だからか?)。

【 ジャパネットはじめてのテレビ放送 】

「ラジオ放送をはじめてから3年くらいしてテレビ放送に入っていったんですよ。これから深夜枠を中心にテレビショッピングをはじめるようになりましたね」。これがテレビショッピングの雄「ジャパネットたかた」のスタートになった。

 放送スタイルについては、「ラジオショッピングのときから自分でしゃべっていましたからね。テレビでも自然と自分でしゃべることになりました」と、社長自ら商品を解説するスタイルは、ラジオショッピングをはじめた頃から確立されてることになる。

 ちなみにはじめて扱ったのが、ソニーのハンディカム。ビデオカメラである。「僕は元々カメラ屋でしょ。それに、通信販売をはじめるあたりからカメラとソニーを一緒に扱うお店を3店舗ほどやっていたので、ソニーの商品を紹介するのが私にとっては自然だったんですよ。人気もありましたし、当時は今ほど普及率が高かったわけではないので、興味を持たれているお客さまも多かったですから」と、カメラ屋さんの流れから、そして、ユーザーのニーズを的確につかんで、ソニーのハンディカムとなったのである。

【 「ジャパネットたかた」の由来 】

「『通販九州』と言う名前で地元の九州から通販をはじめて徐々に北に行ったんですよ。四国で通販をはじめたときは『通販四国』って。でもさらに北上すると、『通販東北』とか『通販北海道』とどんどん増えていくのではおかしいわけで、『通販たかた』と名前を変えました」。

「それで、テレビやラジオで全国展開をするようになると響きが良くない。プロの方にネーミングをお願いして30くらい出してもらいましたが、ピンとこない。私の意図していたのは全国をネットするということで、『全国ネット』というような名前でもかまわないよと」。

「そう言いましたら、『全国はジャパンですよね。ジャパンをネットするというのなら、ジャパンネットはいかがですか』と提案があって、私もそれを気に入って、『ジャパンネット』と言っているうちに、ちょっと短縮して『ジャパネット』となった、ただそれだけの理由なんですよ」。

「それと、当時、『カメラのたかた』ってお店をしていたもので、『たかた』という名前を残せないか、それなら、『たかた』をジャパネットのあとにつけようって。それで『ジャパネットたかた』となったわけです」。

 それとほぼ同時に、日本地図をイメージしている会社ロゴと、番組のオープニングにかかる曲ジャパネットたかたCMソング「北の町から南の町まで」って曲も同時に完成したとのことだ。

【 高田社長プレゼンテーションの秘訣 】

 ジャパネットの番組を一度でも見ると、高田社長の商品の実演紹介(プレゼンテーション)の魅力にとりつかれてしまう。この説明のうまさは、コンサルティング会社や広告代理店のようなプレゼンテーション命の会社で、徹底的なトレーニングを受けたに違いないと思っていた。

 ところが経歴を見ると、大学卒業後3年ほどの会社勤めの経験はあるものの、その後はお父さんの経営されるカメラ店のお手伝いと、プレゼン命の仕事とはあまり縁はなさそうである。では、あの魅力ある喋りはどうして生まれたのか質問をぶつけてみた。

「そういう仕事とは縁がなかったですね。通信販売をはじめて11年目になりますが、スタイルは全然変わっていないんですよ。でも、通販の仕事を始める前、カメラ店でお客さんには商品の説明をして、販売をしていましたからね。小売りをやっていた頃は小さな町ですので、一軒一軒訪販とかもしてましたし。おじいちゃんおばあちゃんがお客さまでいらしたときも、わかりやすい説明をするように心がけていましたから、その中でものをわかりやすく説明するというのは身についたのかもしれませんね」。

「それと、皆さんがおっしゃるように私に訛りがあるとすれば、それがしゃべり方の個性を出しているのかもしれないですね」。

 商品紹介の心得についは、「送り手側の温度差があると思うんですよ、送り手側は、客さんはこのくらいは分かっているだろうって。それを、初心者だったときの気持ちに返って、伝えることですね」。

「それと難しい表現をしていないのがいいのかもしれませんね。私たちテレビショッピングは、お客さまの年齢とか性別は選べませんから。どういう人でも、たとえば100歳のおばあちゃんでも、見ていただいて、分かっていただける言葉で伝えるのが、送り手として一番大切なところだと思っているんですよ、私自身は」。

 計算され尽くした商品紹介ではなく、「お客さまに分かっていただけるように説明したい」がベースにあり、それの集大成がテレビでの商品紹介になっているところに、高田社長の魅力ある喋りがあるのだろう。

【 高田社長が商品をテレビで実演するまで 】

「新商品の場合でも台本はないんですよ。極端にいえば、撮影日が明日で、新商品が5つあってもその場でやってしまう。台本を作ってこうこうというのは皆無ですね」。

「タレントさんにお願いする場合でも、(他社さんのことは分かりませんが)うちの場合は、テレビ局さん用に台本は作りますが、タレントさんが見ることはないですね。アドリブ的にやっていくという感じで。リハーサルを3回すれば3回とも違うことをしゃべっていることが多いですよ。その場の空気にあわせる感じですよね」。

「2週間くらい前に、CSチャンネルで特番の6時間ライブをやりましたけどね。塚本が風邪でダウンして、急遽私が全部やらなければならないことになったんですけど、その日の朝からちょっとリハーサルをして、お昼から6時間、ずーっとやりましたけどね。長年やっていれば、(誰でも)できるようになりますよ」。

 高田社長はさらりと答えた。

 録画ならばあとからいくらでも編集がきくが、ライブは編集がきかない。高田社長が何を言おうとしているのかを的確につかんだカメラワーク、そして、テロップを流さなければならない。撮影スタッフさんも、高田社長と同等の商品知識が求められ、なおかつ阿吽の呼吸が必要とされる。

 高田社長と撮影スタッフのコンビネーションは、毎日の放送を通じて培われていったものなのだろう。

【 思い出に残っている商品は? 】

「どんな商品でも思い出に残ってはいますが、『ソニーのベガ』なんて思い出に残っている商品でしょうね。『ベガ、ベガ』って、自分でも何万回もしゃべってきましたし、平面ブラウン管の美しさを、テレビやラジオを通じて伝えられたと思っていますし」。

「最近では、パーソナルカラオケの『オンステージ*注1』なんて、商品を通して人の生活に関わるところなんていいのではないでしょうか」。

 最後に「どれも思い出に残っていますが」と繰り返したところに、紹介した商品に対する自信と愛着が伝わってきた。

*注1:マイク型で500曲内蔵のカラオケ、しかも採点機能付き。番組では高田社長の歌声を聴くことができる。社長の得点は常に90点オーバーとかなりの歌唱力である。

【 なぜ私たちはジャパネットで商品を買いたくなってしまうのか? 】

 ジャパネットがテレビで紹介している商品は、他のテレショップ番組のアイデア商品系と違い、近所の電気屋さんや量販店で、手で触れて、目で見て、製品自体を確かめてから買うことができる。なのになぜ、人はジャパネットで商品を購入するのだろうか?

「今、情報が多くなっていますよね。インターネットでどこにいても新聞やテレビよりも早く情報が入る。これが逆に自分で情報を選別するのが難しくなると思っています。ものも多品種で、量販店さんは何十万アイテムも並べられる。それとは逆に私たちで商品を選択してみよう、数を絞り込んで『皆さんいかがでしょうか』と、量販店さんの陳列型に対し、私たちは『選択型の商品提案をしていこう』って」。

「私たちはテレビ・ラジオ、そしてチラシ・カタログといった限られた時間、限られた分量の中で選択型で展開してきました。この選択型だと、選んだ企業に対してお客さまが信頼していただけないと成功はしない。だから、『ジャパネットが選んだ製品なら間違いない』と限りなくお客さまに思っていただきたいと、最近はそればかり考えて商品を選んでいるつもりなんですけどね」。

 たしかに、製品によっては選ぶ楽しみというよりも、選ぶのが苦痛になって購入を見合わせてしまうこともある。そんなときに、「これはいいですよ!」と、ポンと背中を押してくれる人を求めることもある。それをしてくれるのが高田社長なのだ。

 だからジャパネットで商品を買ってしまうのだ!

【 金利手数料無料について 】

 ジャパネットの魅力というと、「金利手数料ジャパネット負担」があげられる。これはスタートから1年間、いろいろと研究を重ねた結果踏み切ったという。この金利手数料はジャパネットから提携している信販会社に支払われる。

 支払い回数も少なく、本体価格の安いものならば金利手数料も合理化等で対処できるかと思うが、最近では高額商品のプラズマテレビの60回分割、金利手数料ジャパネット負担、大胆なことを実行している。

「(プラズマテレビの60回分割は)正直言って大変です。そこの評価は消費者の皆さんがどう感じられているのか分かりませんが、はっきり言ってお買い得だと思いますよ」。

【 子供の頃はちっちゃかった? 】

「子供の頃ですか?

 四人兄弟(うち男三人)の真ん中で、自由奔放にけっこう腕白だったと思いますよ」。

「それと、子供のときは大きい方じゃなかったですね。今でも覚えていますけど、中学に入ったときは143センチしかありませんでしたから」と、元プロ野球選手も角さんやバレーボールのメダリストの中田久美さんと並んでも見劣りしない今の高田社長からすると、意外な事実である。

「中学2年で151.2cm、3年で161cm、高校に入ったときが168cm、高校の間に178cmくらいになったのかな。とにかく子供の頃はちっちゃかったですよ」。

 ちなみに高田社長だが、中学時代はバスケットボールの選手だったそうだ。

【 生まれは平戸市? 】

 高田社長というと、”佐世保”のイメージが強い。2002年6月に放送された「ビジネスリーダー」の中でも、佐世保に対する思いを語っていた。しかし、高田社長の生まれは長崎県平戸市である。

「高校までは平戸の学校。(大学卒業後)平戸にある父の店を手伝っていたりしたので、佐世保に来たのは30歳くらいのときですよ」。

【 高田社長の趣味は? 】

 多忙を極める高田社長だが、いや、多忙を極めるからこそ達人の域まで極めた趣味があるだろうと「ご趣味は?」と、ワイドショー的な質問をしてみた。

「ありきたりだけど趣味は仕事かなぁ。それと、美味しいお酒を飲むこと。時間があればビデオで映画を見ます。アメリカの法廷ものとか好きですね。見てもタイトルや出演者は覚えないし、見て感動しておわり!」。

 ジャパネットフリークとしては、DVDのセットのソフト、「これ、先日見て、すごく感動しました。この『○○』おつけします」と番組でやってもらいたいのだが……。

【 オープニングで踊るキャラクターは? 】

 オープニングの「北の町から南の町まで」の曲に合わせて踊る高田社長をイメージしていると思われるキャラクター、なんていう名前かご存じだろうか?

 名前は「ミスターJ」(仮称)である。「しゃっちー君」とかいろいろ候補はあったそうだが、仮称のまま「ミスターJ」で定着したそうである。”J”はもちろんジャパネットの”J”である。

 このミスターJの踊りだが、妙にリアルだと感じたことはないだろうか?

 それもそのはず、「あれを作ったのは4〜5年前になりますけど、振り付け師の先生が振り付けを考え、実際に踊っている人間の手足の関節などにセンサーをつけ、それをコンピューター処理し、3D化していますからね。本格的なんですよ。季節バージョンということで、服装を替えたりしていますけど。見ていただく方にとって話題になればと思って。忘年会とかで社員はよく踊っていますよ。変装したりして」。

 これだけのキャラクター、何か商品化の予定はないかと訊いてみたところ、「それは全然ないですね。ストラップとかは作りましたけど」とのことだ。

【 高田社長は若作りなのか? 】

 ジャパネットの放送を見ていると、高田社長は異様に若く見える!

 今年で54歳。一緒に出演している塚本副部長(30)とは親子ほどの年齢が離れているのだが、兄弟にしか見えない。高田社長曰く「塚本が老けて見えるから」とのことだが、多くの視聴者は気になっていることだろう。

 そこで、メークの技術なのか? 照明の技術なのか? それとも本当に若く見えるのか?

 取材中じっと観察していた。もちろん、取材なのでメークなどしていないし、応接間での取材なので、照明機材なんて仰々しいものはない。

 そこで出た結論。「本当に若く見える」であった。

 ちなみに「社長の田は弊社販売のローヤルゼリー「王乳」を6年愛飲している効果か、滅多に風邪をひきません」(ジャパネット関係者)の証言がある。若さの秘訣はローヤルゼリー「王乳」なのかもしれない。

ジャパネット社員が明かす高田社長

 ジャパネットたかたの視聴者にとっての高田社長は、独特の話術で、商品に付加価値をつけて売りまくるプレゼンテーターのイメージが強いが、ジャパネットの中ではどんな存在なのであるか、社員の方に話をうかがった。

「テレビをご覧になっている皆様にとっては「喋り手」としての田の印象が強いと思いますが、実はそれは田の仕事の一部で、本業はスピードが信条の企業経営者です。社長室は7階にありますが、普段は全く使いません。3階の社員のいるフロアか執務室で終日仕事をしています」(ジャパネット社員)

「仕事が終わると社員を食事に誘ってくれることも多いです。もともとそう大食ではないようで本人はあまり食べませんが、追加注文してはたくさんお食べと言って、社員のお皿に料理を途切れることなく取り分けてくれます。とても周囲に気を使う人です」(ジャパネット社員)

【取材協力】
株式会社ジャパネットたかた
http://www.japanet.co.jp/

文・恩田ひさとし

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